悪くなってからどうにかする技術と同じくらい、悪くならないようにすることに価値があるのでは?

こんにちは。

ジェクサー・スモールジム武蔵境です。

 

日本は「予防」に対する価値を

もっと重要視するべきだといつも思っています。

 

8月にアルツハイマーの治療薬が新たに開発され、

厚生労働省が正式に治療薬として承認したことが話題となりましたし

iPS細胞による再生医療の研究や技術進歩もどんどん進んでいます。

 

それ自体は素晴らしいことで何も否定するものではありませんが

「病気になってしまってからどのように回復させるか」という

技術と同じくらいに

「病気にならないようにいかにメンテナンスをするか」ということもメディアには報じてもらいたいものです。

 

どれだけ健康に気をつけていて栄養バランスが完璧な食習慣でバッチリ運動もしているという生活をしていても病気になることはありますし、

明確な理由が無くとも難病を発症してしまうことは誰にでも起こりえるわけですから、そういったものに対する治療技術、薬の発明などはどんどんやるべきです。

 

一方で

明らかに日々の生活習慣からくる栄養不足や栄養の偏り、

長年の運動不足や睡眠不足が蓄積されたことから体に不具合や不調が生じてしまい、それが大きくなって慢性的な症状(持病)として抱えざるを得なくなってしまっている人も多いです。

 

新型コロナウイルスのワクチン接種について知らせが来る際には

なにかと「基礎疾患をお持ちの方は・・・」という注意文が明記されていましたが、考えてみれば「基礎疾患」とは「基本的に病気になっている」という意味で、

個人的には「なんなんだろう・・・」という気持ちになる表現です。

 

そもそも病気にならないこと、

医者に掛からなくても済むこと、

体調を崩したとしても軽度で済み、すぐに自然回復できること、

こういったことへの研究や技術(少しだけ気をつければできること)もほとんど注目されませんがかなり進んでいます。

 

予防の価値がポケモンカード並みに注目されるようになって欲しいです。