こんにちは。
ジェクサースモールジム武蔵境です。
「自宅で手軽にできる運動方法や何かトレーニングはありますか?」
という種の質問はトレーニング指導している我々が
本当に頻繁に受ける質問です。
自宅で出来るエクササイズは本当にたくさんあります。
最近では家具販売店のIKEAが「ダイエリン」というブランド名で「エクササイズ器具に早変わりする家具」を発売していますが、そんな「気軽に運動できる器具・デバイス・プラットフォーム」などは
どんどん進化を遂げています。
しかし!
どれだけ身近に、手軽に、簡単に、運動ができるようになっても
多くの人が肝心の「運動をする」という行動を起こせないままになっていることでしょう。
エクササイズ器具を買ったけど、ほこりをかぶっている、ほとんど使わないままで粗大ごみに出してしまったという方が多いはずです。
※中にはきちんとそれらの器具を使いこんでいるという人もいますが、圧倒的少数と言って差し支えないほどです。
なぜ、自宅で出来る運動をやらないのか?
その理由は「単にあなたがぐうたらなんだよ!」ということではありません。
「自宅」だからです。
人間は環境や周囲の状況に合わせていく、適合させていく生き物です。
※特に日本人にはその傾向が強いです。
例えば、医者や研究者が着る白衣がそれにあたります。
ちょっと考えてみれば
患者と対面して診察をするとか、研究室で何かを調べる・実験をする
などという行為と白衣を着るということには、何の関連もありません。
白衣を着なければその仕事ができないのか?というとそんなことは無いはずです。
ですが白衣を羽織ることで、いわゆる「仕事モード」になれるわけです。
人体の不思議とも言えますが着るものが変るだけで
仕事ができるようになるんですね。
在宅ワークという働き方をしている人も増えましたが
「やはり出社した方が仕事がはかどる」
とか
「家では集中できないのでコワーキングスペースに行く」
という人も多いでしょう。
長々ともっともらしく書きましたが、
つまり自宅という所は
「人目を気にせずダラダラして、ぐでーんとリラックスする場所」なのです。
そんな状況の中で気持ちを切り替えて「運動しよう!」と
体を動かすことの方が難しいんですね。
面倒かも知れないですが
自宅を出て、ジムや公園など「体を動かしに来ている人達がいる場所」に身を置く方が自然と運動モードに入れるのです。
あなたが怠惰なわけでありません。
自宅を出ないと、運動しようという気持ちにならない、人間とはそもそもそんな生き物なのです。